
アトピー性皮膚炎の記事を前回書きましたが、実は他にもアレルギーの症状は経験しました。アレルギーマーチなどと言われましたが、「ぜんそく」も出たんです。(>_<)
今回の記事では、アトピー性皮膚炎やぜんそくを含めて原因となっているアレルギーのお話しやぜんそくの経験談をのせてみますね。
アレルギーの子供に悩んだ我が家の場合
我が家の子供は二人ともアレルギー体質です。
兄弟ふたり、それぞれ、アトピーとぜんそくを経験しましたが、微妙に出方や対処法が違ったので、そこのところをちょっと詳しく書いてみますね。
上の子が最初に出た症状は、自分のよだれに負けたのか、顔が赤くかぶれて病院に行きました。この時は、飲み薬と塗り薬で治りました。
その後、ベビーカーに乗って公園に行って帰ってくると目をこすりまぶたが腫れ上がったことがありました。
特別かぶれそうなものに触ったわけでもなく、原因もわからず症状が消えたこともあり、通り過ぎました。
1歳くらいになって、肘の裏やひざの裏が、常にかさついてかゆがるようになりました。
「あぁ~来ちゃったか。。。」と気分が沈みました。私もアレルギー性鼻炎はあったのですが、それよりいとこがひどいアトピー性皮膚炎で苦しんでいたので、不安に思っていたんです。彼女は、体質改善のために小学生で入院治療も経験していました。
アトピーとしては上の子は、たぶん軽い方だったと思いますが、浴用石けんや、洗濯用洗剤をあれこれためしたり、入浴剤をためしたりして、結局よもぎのお風呂に入れるようになって治まりました。
走ると咳が出る
アトピーが落ち着いて、ホッとしたのもつかの間、次は、咳が出始めました。
慢性的な咳は段々ひどくなり、公園で走るとひどく咳き込むようになりました。
今のようなネット環境も無かったので、いろいろと本を読んで調べて、「アレルギーマーチ」という言葉を知りました。もともと、アレルギーの体質のある子が症状を変えて反応が出てくることを知りました。
でも、この話しをすると、症状が出ていないのに不安になるお母さんがいると思うので、言っておきますが、すべての子が、そうなるわけではありません。
私の友人の子供も同じように乳幼児の内はアトピーの診断をされましたが、ぜんそく症状は出ませんでした。
妊娠がきっかけ?
そして、この、ぜんそく症状が出るタイミングが次の子供を妊娠したときに多いと言うことも目にしました。
ま、だいたい生む間隔が2~3歳差の事が多いことも関係あるのでは?なんて今では思いますが、この時は私も妊娠していたので、かなりナーバスになり上の子に気づかいしなければなんて考えました。
確かに、今まで自分ひとりで独占していたお父さんやお母さんをとられてしまう不安、それも理解できましたからね。
咳き込みがひどくなって外遊びが好きな子が思い切り走れない、これは、本人にとっても見ている親にとっても辛いことでした。
そうこうしている間に第2子の出産は近づいてきます。入院期間も不安になってきました。
それで、思い切ってぜんそく外来がある小児科に行き始めました。
私の中でのぜんそくのイメージは「ヒューヒュー」と息をするたび苦しそうな発作のイメージだったので、娘の咳とは少し違う気がしていたのですが、病院では、やはりぜんそくの診断を受けました。
もしかして。。。とは思っていたのですが、はっきり言われるとショックでした。
ぜんそくのお薬は、とっても飲みにくいドロドロした液状の物で、嫌がる子供に飲ませるのは毎回戦いでした。(>_<)
毎回薬を飲むのを嫌がり「オエッ」となる子に、心を鬼にして飲ませる事は、出産期間お願いすることになっていた義母には無理だろうと思っていたので、病院の先生に相談すると、吸引をすすめられました。
そして出産の入院期間の不安もアリ、結局、自宅での吸引治療に切り替えました。
出産を終えてからの挑戦
出産、入院を終えて自宅に帰って、日常に戻ってから吸引を徐々にやめていきました。
さいわい特別悪化することはありませんでした。
そんなとき、たまたま1冊の本が気になって購入して読み始めました。
本のタイトルは『万病を治す冷えとり健康法』
そこにあった内容で、「昔の子供は鼻水を垂らした子が多かったのに、今はそんな子はいない」という内容だったと思います。
本来なら鼻から出る鼻水が鼻から出ずに、のどのほうに落ちて咳が出る。それを冷えとりの健康法で体を温めてあげると、鼻水として出るようになる。
それを見て「これじゃないか?」とひらめいて試してみることにしました。
本来の冷えとり健康法は、絹の五本指靴下にさらに靴下を重ね履きするという物ですが、揃えるとなるとけっこう高価だし、とりあえず足を温める事を優先して、ちょうど冬だったのでタイツに靴下をはかせるという方法で徹底しました。
すると、本当に鼻水が出だして、みるみる汚い子に(笑 外遊びで汚れた手でも鼻をこするので気づくと顔が汚れていました。
でも、咳が出なくなったんです!!
正直、家はそんな結果になったけど、誰でもが同じ結果になるかどうかはわかりません。
ただ、ぜんそくの吸引までいった子が、汚い顔を我慢して、靴下とタイツをせっせとはかせただけで、良い方向にむかったことは事実だし驚きでした。
毎日「気管支拡張剤」を吸引。できるかぎり強い薬は使いたくないけれど、とにかく出産期間を乗り切るために使用しました。
薬を飲むのとは違って子供が嫌がることはなかったので、薬の量だけを間違わずに使用すれば、扱いやすい治療法ではありました。
でも、この頃から、へんな空咳が出るようになり、いかにもぜんそくの症状と感じる状態になりました。
とっても違和感を感じていましたが「出産が終わるまで」と心の中で、ひそかに思って乗り切りました。
でもね。出産のために入院した日、上の子は熱を出したんです。風邪の前触れもない熱だったので、やはり下の子が生まれることに「不安」を感じていたのかな?なんて確信してしまいました。
アレルギー体質を改善したい子供たちの集まり?!
我が家の子供たちは、アレルギー関係なく、たまたま幼児から剣道を始めました。
結局そのまま高校まで続けることになったのですが、剣道をはじめて驚いたことは、ぜんそくがある子供の多さでした。
体を鍛えるために、そして体質改善を期待して、はじめた人が多いのかなと感じました。
冬は寒い夏は暑い、その中でいつでも裸足で大きな声を出して稽古をすることは、知らず知らずに体を鍛えることができると考える父兄が多いのかもと感じました。
我が家は普段は冷えとりをやり、稽古の時間は裸足で稽古と、矛盾している気もするんですけどね。^^;
でも、最初は、稽古の前に吸引の薬を使っていた子が、いつのまにかそんな様子が見えなくなること多かったので、やはりまんざらでもなく、良い結果の助けになっていたんではないかと思っています。
アレルギーの子供に悩むお母さんへぜんそく編まとめ
アレルギー性のぜんそくは、きっとその子によって、症状も違うので、皆が同じ方法で、良い方向にむかうとは限らないとは思います。
薬の使い方や減らし型も病院の先生の指示を守りながら、試せる範囲で試せることは試してみる。
回りが思うより、実はかなり親も辛い疾患だと思います。
夜寝る前に咳き込む子供の背中をさすりながら自分自身が疲れてしまうこともありました。
時には夫婦でさえ、温度差があって腹がたつこともありました。
「わらをもつかむ気持ち」病気を抱えた子供を持つ親なら、みんなそんな思いを持つでしょう。
いろいろな代替療法を試してみましたが、自分の中で線引きはありました。
それは、「高額すぎる物はやめておこう」そこが私の中のボーダーラインでした。(笑
病気が治る高額な壺とか、高額な占いとか親の気持ちにつけ込んだ物は世の中にあふれています。
それだけは、どうか気をつけて下さいね。
wakaba