
さて第六回になります。どうもあるまです。前回は、自転車で南種子町の直前まで来るも、時間と疲労を考え引き返すことを決断。折り返したところになります。それでは続きをどうぞ。
筋肉痛と種子島温泉保養センター
さてさて折り返したのは良いものの、しばらく坂道が続きます。
島の構成上、中央に近づけば高度も高くなっていきますので致し方なし。
どちらにせよ当時はお尻が痛かったので、正直普通に歩くほうが楽なあるまでありました。
ひたすら登っていくとおそらく周辺では一番高いところに。
朝は急な雨が降ったりもありましたが、この時間では空は晴れ渡っていてとても気持ち良い空が広がっていました。
また高いところから眺める種子島の自然の景色はまさに島に来ているんだと、強く実感しました。
私はこういう景色を見たいがために、島に向かいたいと思うのでしょうね。
周辺を散策しながら戻る道を模索していると、反対側に降りると温泉があるとのこと。
正直この時は時間が気がかりではあったのですが、温泉にゆっくり浸かればお尻の痛みを良くなるかなーと思い、
せっかく登ったにも関わらず反対側にある温泉保養センターと呼ばれる温泉へ。
…これ地図を見てもらえばわかりますが遠回りなんですよね…
当時はそうしてでも休みたかったんでしょうね、相当なお尻の痛みだったわけです。
温泉とは言っても、実際は近所の老人たちの集合場所みたいなところで特にコメントするような場所ではありませんでした(笑
とはいえ休息はしっかりと取らせていただきました。目の前海ですし、リラックスも。
種子島温泉保養センター
場所 中種子町坂井5542 電話 0997-27-9211
泉質 冷鉱泉
効能 神経痛・関節痛など
入浴料 300円 家族湯 2000円/2時間
入浴時間 4月 ~9月/10:00-21:00・10月~3月/10:00-20:00
休業日 (木曜日休業)
だがしかしお尻の痛みは消えることなく…
というか前回今回とお尻のことばっかですね…
それだけ当時は深刻だったということで察していただければ…
さてここからはあとは戻るまで特に何も起きずでした。
晴れ渡り素晴らしい景色を見せてくれた天気も、身体に熱を発する障害物に変わり。
行きで気持ちよく下った坂も、険しく辛い坂道に変わりと、なかなかの「苦行」でした。
…ん?…いや間違ってないか。
宿泊地に戻ってきたのは夕方頃、どうにか日が落ち切る前にぎりぎり帰ってくることができました。
直前で飲み物や軽食を購入しホテルへ。
自転車は放置しておいていいそうです。
今回はそういう業者、というか自転車を貸すサービスを専門で行っているところからお借りしましたが、
島内、変な場所とかでなければ電話一つ入れればどこに置いておいても大丈夫だそうです、あら便利。
電話時ライトを落としたことをお詫びしますが、大丈夫ですよと優しい声。
申し訳ないと思いつつもその優しさに感謝です。ありがとうございました!
レンタカーを予約する
フロントの方から鍵をいただき室内へ…もう当時ですね、しばらく動けませんでしたよ…
しかしまだ寝るわけにもいきません。
ご飯もそうですが翌日のことも考えなければならなかったからです。
なんだかんだ言いつつ種子島に滞在するのはあと三日。そのうち丸一日使えるのはあと二日です。
宇宙センターには必ず訪れようと考えていましたので、自転車が無理となるとやはり車で行くほかありません。
というか種子島に来て宇宙センター行かなかったらそれこそ何しに来たのって話です。
「宇宙に一番近い島」に来て中途半場に自転車で回ってお尻痛めてきただけって、それこそ笑い話です。
いや、笑い話にもなり得ません!あ、一応バスツアーなるものもあるにはありましたが、
高い、行動が縛られると、選択肢には入りません。
しかしここで困ったことが。
フロントにおいてあったレンタカー屋のチラシをパラパラと読んでいましたが、なんとどこも営業を終了しているんですね。
時間的に19時頃だったでしょうか…営業時間が短いというのは島や地方特有のものですね…
しかし困りました。
ネットで検索してみても営業時間は終了していて、予約も受け付けていない様子です。
悩みつつもとりあえずは夜ご飯をと、一階に降ります。
さて適当にご飯を頂き、部屋に戻ろうとするとフロントの方が初日に受付していただいた方が。
…ダメで元々、どちらにせよもうやっているところないのだし、と思いどこかやっているレンタカー屋はないかと尋ねてみました。
するとなんとレンタカー屋でお知り合いがいるとのこと!
同じ地元のよしみ、というわけでもありませんがその場でわざわざ電話をかけていただいて、予約完了!
縁といいますか、どこで繋がってるものかわからないものですね。
改めて人間関係や出会いというものは大切にするべきなのだと感じた一件でした。
種子島ひとり旅3日目まとめ
さて今回はここまでとなります。種子島の旅行を通して、三日目がある意味一番の山場でした。
今後、旅行でここまでの「苦行」をこなすことはおそらくないでしょうね…笑
ではまた次回、お会いしましょう!