
母乳育児は時に不安や悩みが大きくなったりしますよね。子どもの健康や成長を考えるからこその悩みだけれど育児情報の理想について行けないことは皆経験があるのではないかと思います。
母乳が出ない悩み
母乳育児の好循環は赤ちゃんがママのおっぱいを吸いおっぱいが出るようになって
赤ちゃんがぐっすり眠り体重も増えていくという流れができること。
だけど初めからそううまくはいかないものです。
初産なら、なおさら赤ちゃんをだっこしておっぱいをくわえさせるだけでも一苦労だったりします。
体は小さく首もすわっていない赤ちゃんの首を支えながら口をおっぱいに持って行く。
そんな小さな事でもコツがいります。
・練習が必要?
それに加え赤ちゃんだっておっぱいを上手に吸えるようになるには練習が必要な事もあるでしょう。
おっぱいにあまり興味を示さない子、吸う気はあるけどうまく吸えない子もいます。
そう、生まれたときから個性があるんですね。
おっぱいを吸うには口を大きくあけて舌で乳頭、乳輪を巻き込みます。
口を大きく開くのが苦手な子、舌を上手に使えない子もいるでしょう。
ママのおっぱいだって人それぞれ。最初からスムーズに出るママ、なかなか出るようにならないママ出過ぎてしまうママもいるでしょう。
赤ちゃんとの連携がうまくいってこそ軌道にのっていくんですよね。
それまでには、初産、経産婦関係なく3ヶ月くらいはかかってあたりまえなんだそうです。
行き詰まってしまったら。。。
まじめで母乳育児をしたいと思っているママほどあせって思い悩んでしまうことになったりしますよね。
それがストレスに成り悪循環を生むこともあるでしょう
悩んでしまったらプロの指導者に相談するのがおすすめです。
乳頭の様子、赤ちゃんの様子など実際に見てもらい相談にのってくれる施設を探しましょう。
ただ、指導者も色々ですから、指導者も選んでからにして下さいね。
あなたをさらに追い詰める指導者もいるかもしれません。
指導者にも個性があるのです。
できるだけおおらかな指導者をネットなどで探してみることをオススメします。
母乳不足の不安
母乳育児をしていて一番不安になるのは「母乳が足りているか?」ではないでしょうか?
まず、赤ちゃんが母乳を飲んだ量を調べるのには細かい数字の赤ちゃん用の計りで飲む前と飲んだあとの体重を量る方法があります。レンタルでもあります。
ただ、そこまでする人はあまりいないとは思いますが。
基本的にはおしっこの量や回数が減っていなければ大丈夫と判断していいと言われています。
体重もその子なりに増えていれば大丈夫。そのあたりが大きな目安と言われています。
母乳の悩み・胸が張らない
これも不安材料になりますよね。
私もそうでした。でもこれは母乳が軌道にのってきた証拠なんです。
赤ちゃんがおっぱいを吸い出すと「きゅーっ」とした
感覚が走りその後おっぱいが出てきます。これを「差し乳」と言います
あかちゃんにとってこの「差し乳」は新鮮な母乳です。
できたてホヤホヤの新鮮な母乳が出てくるなんてスゴいこと。
そして私たちの体が効率よく母乳を作るシステムができあがったと言うことなんです。
おっぱいが張らなくなるのは出なくなったのでは無く順調にいっている証拠なのです。
母乳育児体験談
ちょっと私の時のお話しを載せておきますね。
私は二人の子供を完母で育てましたが二人目の時に母乳不足を不安に思ったことがありました。
一人目の産院は産後3日間は夜中は乳児室に預けその後はずっと母児同室のシステムでした。
一人目は夜授乳すると朝までぐっすり眠る子でみるみるうちに丸々と太ったので心配する余地はありませんでした。
二人目の時も同じ産院でしたがシステムが変り生まれて24時間後からの母児同室でした。
小さめに生まれ断乳するまで必ず夜中に1度は泣いたので夜中の授乳をしていました。
「おっぱいが足りていないのかな。。。」そんなことが頭によぎってはいたのですが何しろ一人目が完母だったのでミルクをろくに作った経験も無くミルクが面倒でした。
一人目の時とは大違いの図々しさでした(笑
下の子が生まれて上の子が幼稚園に入ったので園の行事の時は近くの主人の母に下の子をよく預けたのですが上の子の時は預けるときは搾乳したおっぱいを冷凍して義母にお願いしていましたが二人目の時はそれも面倒で預けるときはミルクにしました。^^;
母は主人を育てるのにミルクも使っていたらしくスムーズにお願いしていたのですが
まず、預けた後のうんちの違いに気づきました。母乳のうんちは炊きたてご飯のにおいなのにミルクを飲んだ後のうんちは腐ったようなイヤな臭いだったんです。
今でもそれがミルクのうんちは皆そうなのかわからないのですが。。。そのうち体に赤いあざのようなものが出ることにも気づいたんです。
「あ。。。牛乳アレルギー」
病院で検査してみると思ったとおりでした。
もうミルクはあげられない。何としても母乳で頑張らねば!!
上の子と違い丸々と太ることはなかったけど保健所の検診で注意されることも無かったし、その子なりには体重がちゃんと増えていたので、あまり気にしないようにしていました。
ただ、やはり母乳不足に不安はあったので断乳は早めでした。必要にせまられてその選択にしました。
離乳食を主にしてミルクの代わりに豆乳を与えて乗り切りました。
私の場合はふたりめの悩みだったので、乗り越えることも比較的楽だったのかもしれません。
でも、母乳育児ってホントはこれくらいおおざっぱでいいのではないかと思うのです。
出産、育児は、人間にとって自然なことで、その力は本来特別なことをしなくても子どもは育つようになっているのだと思います。正しい知識を頭に入れておけば、後は臨機応変に、そして何よりも赤ちゃんの様子を観察すること。
どうしても不安な時は一人で悩まずに、保健所の育児相談や小児科の専門医に相談すること。
あまり神経質になってストレスをためすぎないでいきましょう!子育ては始まったばかりです。
母乳育児の悩みや不安まとめ
子育ては子供の個性によって変ります。
そして注意力や正しい知識は必要だと思います。
だけど必要以上に心配する必要はないのかなと思います。
母乳が足りているかのポイント
- おしっこの回数は減っていないか?
- 体重は増えているか?
それに注意して様子を見る。
それでも不安なら母乳の専門家の育児相談を受けてみて下さい。驚くほどあっさり解決することも多い様です。
どうか、ひとりで悩んでしまわずに、子育てはみんな一緒で無くてもいいんです。
目 次
1. 母乳を増やすコツを試してみよう!その重要な3つのポイントは
2. 母乳のメリットとは?赤ちゃんだけじゃないママの産後痩せにも最適
3. 母乳が出ない悩みや母乳不足の不安がストレスになっているママへ
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