
母乳を増やすコツは3つのポイントを押さえることです。その方法はとっても単純で大切なこと。最初は上手くいかなかったり、大変な事もあるけれど、ちょっと踏ん張ってがんばってみましょう。試してみる価値はありますよ。
母乳を出すのに一番大切なことは,とにかく赤ちゃんに吸ってもらうこと。
赤ちゃんに吸われれば吸われるだけ作られるのが母乳です。
これって凄いことですね。そんな風に私たちの体はしくみ化されているんです。
母乳を作り出すのはプロラクチンという生成ホルモン。プロラクチンが作動して母乳が出ます。
つまりプロラクチンを作動させるには乳頭への刺激が必要なんです。
赤ちゃんが吸えば吸うほどママの脳では「母乳を作ろう」という回路が作動するんです。
そして母乳を乳頭まで運ぶのはオキシトシンというホルモンの働き。
ママが赤ちゃんのことを考えたり世話をすると作り出される通称「愛情ホルモン」
このオキシトシンは子宮収縮の働きもあり母乳をあげればあげるほど産後の子宮の回復も早まるのです。
母乳の量を増やしたいときに一番大切なのは赤ちゃんに吸ってもらう回数を増やすこと。
これは母乳の指導をする助産婦さんに教えてもらった大切なコツです。
夜中に泣く赤ちゃんにもおっぱいを吸ってもらう。授乳の回数を少し増やしてでも吸ってもらうこと。
お母さんは、いつもおっぱいを出しているみたいで疲れるかもしれないけれどちょっと頑張れば軌道に乗ってくることが多いそうです。
よかったら試してみて下さいね。
母乳を増やすための赤ちゃんの飲ませ方
赤ちゃんが吸う刺激をしっかりとお母さんのおっぱいへと伝えるために赤ちゃんに正しい飲み方をしてもらうこと。
そのために授乳の前にひと工夫してみましょう。
赤ちゃんがおっぱいを吸うときは通常乳頭の深いところからくわえ込みます。
舌で乳頭をつぶして真空の状態にして母乳を飲みます。
乳輪、乳頭がやわらかければ赤ちゃんは楽にくわえることができますが乳輪や乳頭が固いと赤ちゃんは上手にくわえられません。
そのせいで浅のみになったり、ゆがみ飲みになったり、その結果、乳頭が傷だらけになったりします。
だから乳輪、乳頭をやわらかくすることが必要なんです。
乳輪、乳頭をやわらかくするには前しぼりで圧抜きすること。
乳輪に指を当て優しくつまみます。
搾乳と同じです。乳頭から母乳がにじみ出てきて乳頭がやわらかくなったら準備完了です。
このひと手間で赤ちゃんが飲みやすくなります。
しっかりとくわえ込ませ赤ちゃんの吸う力でお母さんのおっぱいを刺激してお母さんの脳に母乳作りをうながしましょう。
母乳と水分補給の関係
母乳を出しやすくするためには水分をたっぷりとることが大事なのは知っていますか?
なぜなら母乳の8割以上は水分だからなんです。
授乳中は冬場なら3リットル、夏場なら4~5リットルの水分をとることが理想とされています。
水分補給に良いのは白湯(あたたかいお湯)やカフェインの入っていない暖かいお茶もおすすめです。
話題の母乳を増やすお茶って何だろう?
今母乳を出しやすくするお茶が注目されていますね。そこで授乳時期の水分補給にいいと言われているお茶をピックアップしてみます。
この「母なるおめぐみ」の主成分は小豆です。
あずきは江戸時代から民間療法としても利用されていて生活習慣病や冷え性にもいいと言われています。
あずきの成分
- サポニン 疲労や肩こり
- カルシウム 骨や歯を作る成分/イライラ防止
- 鉄 血液を作るのに欠かせない成分
- タンパク質 人の体を形成するのに欠かせない成分です。
- ビタミンB1/B2 皮膚や粘膜の健康維持を助ける/皮ふや粘膜の健康維持を助ける
- 食物繊維 腸の働きをたすけます
小豆の栄養素は古代から産後の強い味方とされていました。
母乳とともに失われる鉄分、赤ちゃんの成長に欠かせない葉酸を含んでいるので授乳中にとてもいい食材ばかりですね。
そして、ハーブの力もブレンドされています。
母なるおめぐみ 特徴
- ノンカフェイン・カロリーゼロ
- 北海道の厳選されたあずきを使用している
- 合成添加物不使用・天然100%
- 妊娠中でも飲める
※注意点
ママや赤ちゃんに豆類のアレルギーのある人は飲めませんから気をつけてくださいね。
⇒ 母乳育児サポート飲料【母なるおめぐみ】
こちらはハーブティで飲みやすさにこだわっています。
- ルイボス ミネラル・母乳の質
- フェンネル 母乳の出が良くなる力をたすける
- レモングラス 老廃物排出・サラサラ血液
- ネトル 鉄分・ミネラル・造血をたすける
- ローズヒップ ビタミンA・B・C・D・K
- ラズベリーリーフ 母乳の栄養価、分泌の強化
- レッドローズペタル ビタミンの力で美容効果を後押し
- サフラワー 血行促進をフォーロー
- ピンクローズペタル メンタルをポジティブに
英国認定のハーバリストが監修、ハーブ自体の品質にこさわって作られています。
- 南阿蘇の有機JAS農園で育ったハーブ使用
- ノンシュガー・ノンカフェイン・香料不使用・合成着色料不使用・ノンカロリー・無添加
※注意点
・妊娠中は飲めません
・服用中の薬がある場合は医療機関に相談の上利用
母乳を増やすコツを試してみよう・まとめ
最後に、もうひとつ大事なコツを。。。
それは、お母さんのよゆうです。まじめな人ほど育児に思い悩んでしまったり、育児書通りにしないといけない気持ちになってしまったりしますよね。
ストレスだってたまります。お母さんになるってあたりまえのことだと思っていたのに、育児がこんなに大変だなんて。。。
あっ、これは私が思っていた事です(笑
でも、そのストレスから母乳の出が滞ることもあるんです。あまり完璧を目指さずにいきましょう。
完全母乳じゃなくてもいいんです。
育児は、ちょっとした工夫で意外とあっさりと解決できてしまうことも多いです。
おむつかぶれで真っ赤なおしりを見てあわてたこともあったけど、
ボールにお湯を入れて毎回布で拭いてあげただけですっかり綺麗に治ってしまったり、
あせもに悩まされ1日3回シャワーを浴びさせたらきれいになってしまったり。。。
初めての時はなおさら、あわてたり不安になることも多いと思うけど、どのお母さんもみんな最初は同じ。
気持ちを大きく持って、子どもはそんなにやわじゃない!(笑
目 次
1. 母乳を増やすコツを試してみよう!その重要な3つのポイントは
2. 母乳のメリットとは?赤ちゃんだけじゃないママの産後痩せにも最適