筋肉サプリメントとは?プロテイン・HMB・クレアチン・EMRを理解しよう

最近、見かける筋肉サプリメントと呼ばれているサプリメントとはいったいどんなものなのか?そんな疑問を持っている人に代表的な成分を簡単に解説してみます。

 

 

プロテインとHMBの関係は?

 

HMBの説明をするにはたんぱく質についてのお話しからはじめます。

 

まずたんぱく質が体重の20%を占めているのは体重の40%ほどが筋肉の重さだからなのですが

筋肉は水分を除くとほとんどがたんぱく質のかたまりとなっています。

 

筋肉のほとんどは骨と骨をつなぎ関節を動かしている骨格筋で体の全たんぱく質の約半分を占めています。

 

骨格筋の中でも体表にあるアウターマッスルは体型の輪郭となりボディスタイルとなっています。

そして筋肉は体脂肪よりも比重が重く同じ重さでも体脂肪よりもコンパクトになります。

 

体脂肪率が落ちて筋肉量が増えると体は引き締まります。

筋肉を増やし体を引き締める「肉体改造」をするには、その材料となるたんぱく質は重要な栄養素となるわけですね。

 

そしてまず摂取したたんぱく質は体内でアミノ酸としてやり取りされます。

体を作るたんぱく質は20種類のアミノ酸が一列に連なった物なんです。

 

たんぱく質(プロテイン)が体に取り入れられまでには、様々な変化を重ねていきます。

実はそのまま吸収されるわけではないんです。

 

体に入った【プロテイン(たんぱく質)】は、分解され、【ペプチド】に変わります。

そして【ペプチド】は分解され【アミノ酸】に変わります。

 

分解された【アミノ酸】にはいくつかの種類があり、

その中でも筋力アップに力を発揮するのが【ロイシン】
また、新しい物質が出てきましたよ(笑)複雑です。。。

 

消化器内でアミノ酸に分解、吸収されたあと、なんと体の中で再びたんぱく質に合成されます。

 

たんぱく質を構成する20種類のアミノ酸のうち8種類

(グリシン、アラニン、ブロリン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタミン)は

糖質(グルコース)などから合成が可能。

 

そして3種類(システイン、チロシン、アルギニン)は他のアミノ酸などから作る事ができます。

上記以外の9種類の必須アミノ酸は毎日の食事から取り入れないと体内のたんぱく質の製造は不可能になってしまうのです。

 

その9種類の必須アミノ酸とは、

ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、ヒスチジン

 

はい。【ロイシン】が出てきましたね。

 

【ロイシン】は単体で摂取するだけでも筋肉でたんぱく質合成が出来る物質だというコトがわかったのです。

そして筋力に力を発揮する【ロイシン】の代謝物質が【HMB】。やっとHMBがでてきました。ロイシン【HMB】となって体に吸収されるのです。

 

クレアチンとは?

 

【クレアチン】という成分名を聞いたことはありますか?

簡単に言うと筋肉を動かすエネルギー補給に欠かせない物質です。

ハードなトレーニングで不足しがちなエネルギーをサポートするので

トレーニングの持久力やパフォーマンスのために補うことで結果をサポートします。

 

筋肉を増やすための物質では無くハードなトレーニングをこなすための

エネルギー補給や試合などで結果を出したい時にサポートしてもらう物質というわけです。

 

ちょっと詳しく説明するとエネルギーを貯蔵しているのがATP

(生物体内の存在量や物質代謝におけるその重要性から「生体のエネルギー通貨」と形容されている)という物質。

 

エネルギーが必要になるとATPは貯蔵したエネルギーを放出してからADP(アデノシン二リン酸)へと変化します。

 

ADPは再びエネルギーを吸収しATPに戻る反応もあるので通常はエネルギーが不足することはありません。

体重や筋肉量によっても差がありますが体重70kgの人では約120~140g体内にあると言われています。

 

消費量も通常は2gほどですが激しいトレーニングなどで通常より多く消費されたときには

補給することでパフォーマンス低下やエネルギー不足をサポートすることができます。

 

通常の筋トレより、よりハードなトレーニングを行うアスリートや、通常のトレーニングでもエネルギー不足を感じる人。

 

競技としては筋トレ・水泳・陸上(短距離)など。

オリンピックメダリストの75%が利用しているという話もあります。

一般的には知名度はそれほど高くありませんがトップアスリートの間では重要視されているサプリメントのようです。

 

また、エネルギーを多く使用する肉体労働をされている人にも向いているサプリメントと言うことができるでしょう。

 

どんなサプリメントでも基本的に通常の摂取量は提示されています。

必要以上の摂取は避けた方がいいでしょう。

 

また、クレアチンの特性として体内への水分の取り込みが多くなると言われているため、

摂取時は意識して水分補給をするようにしましょう。(1日2リットル程度と言われています)

 

EMRとは?

 

そしてEMR(酵素分解ルチン)の説明もしてみます。

 

ルチンとは、そばなどに含まれるポリフェノールで活性酸素(※1)を減少させて体の修復時のタンパク合成をサポートします。

 

そして酵素分解ルチンとは酵素処理により一般的なルチンより水に溶けやすく吸収されやすくしたことで体内利用料を高めた物です。

 

(※1)活性酸素とは・・・体に必要なものだけど、増えすぎると害になる。

体に入ってきた細菌などを取り除く働きがあり白血球などの「免疫機能」の一部としての働きがあるが毒性が強いため

体の細胞を酸化(※2)させ老化や病気の原因になると言われている。

 

(※2)細胞の酸化とは・・・人間が呼吸をして酸素を体に取り入れます。

そのうち約2%が活性酸素に変化します。

そして細胞の栄養の取り入れと老廃物の排出が衰え、老化が促進されたり細胞や遺伝子にダメージを与えることもあると言われている。

 

マウスによって行われたEMRの実験ではたんぱく質と同時に摂取することで、

さらにそれが促進されることがわかりました。

 

これはかなりすごい発見です。

 

このEMR(酵素分解ルチン)が含まれるサプリメントもあります。

 

筋肉サプリメントまとめ

 

たんぱく質を効率よく摂取できるHMB、ハードなトレーニングや重労働の肉体労働のパワー不足を補いアスリートの瞬間的なパワーアップをサポートするクレアチン活性酸素を減少させて体の修復時にたんぱく質の合成をサポートし筋肉負荷なしの筋肥大の可能性があるEMR

 

紹介した成分は、筋肉サプリメントによって、組み合わせて配合されているものや、単一の物など様々です。

プロテインは、今ではすっかりおなじみになりましたが、研究がさらに進み、

さらに効率を考えて作られたのが筋肉サプリメントです。

 

手軽さ、効率、そして筋肉を作る以外の価値までプラスされています。

成分の働きを理解して、数ある筋肉サプリメントの中から自分にあっているものを選べるといいですね

 

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